ピアニスト・阿部真子
東京都出身。桐朋学園大学音楽学部卒業。同大学ペダゴジカルディプロマ 修了。在学中より、合唱、声楽の伴奏として、演奏会、コンクール、レコーディングなどに多数出演。 卒業後は、ソロ活動のほか、メトロポリタン教授陣によるマスタークラスへのピアニストとして参加。 いわき市(福島県)在住時には、同市友好都市交流事業にてオーストラリア室内楽音楽祭へ派遣され るなど、活動の場を広げる。これまでに、ピアノを天野敬子氏、広瀬正子氏、広瀬 康氏に師事。また、 J. ルヴィエ氏、A. イエンナー氏、D. ヨッフェ氏のマスタークラスを受講。現在、P. ネルセシアン氏に師事し、作品のもつ精神性と身体論の知見による合理的奏法に基づいた多彩な響きを求めるピアニ ズムの融合を追及し、研鑽を積む。近年、音楽的見地からより特化した指導にて後進の育成にあたる
ピアニスト・尾澤瑞樹
神奈川県出身。桐朋学園付属こどものための音楽教室を経て、桐朋女子高等学校音楽科(共学)、東京芸術大学音楽学部を卒業。これまでに西田理恵、加藤伸佳、古畑由美子、大野眞嗣、迫昭嘉 各氏に師事。2004年に演奏活動を開始。ピアノソロでの演奏のほか、江戸川フィルハーモニーとの共演や室内楽、器楽伴奏、声楽伴奏など、多くのコンサートに出演。2015年度相模原音楽家連盟のオーディションに合格し、更なる活躍の場を広げている。コンサートを自ら企画することにも積極的で、中でもチャイコフスキーのバレエ音楽「くるみ割り人形」をピアノカルテットに編曲し、あらすじと共に演奏したコンサートは多くの反響を呼んだ。
2014年開催のいかるが音楽コンクールC2部門第一位など、これまでに多くのコンクールで上位入賞している。
ピアノという楽器の持つ表現力を追求し、国外アーティストのマスタークラスを数多く受講。近年はP.ネルセシアン氏に師事し、楽曲解釈と奏法の密接な関係に着目し研鑽を積んでいる。
宮島喜来
1997年東京都出身。早稲田大学法学部2年在学。3歳よりピアノをはじめ、7歳より阿部真子氏に師事。2004年ヤングアーチストピアノコンクールにて銅賞受賞。2007年北本ピアノコンクールD部門第4位、同年の第24回日本ピアノ教育連盟オーディション奨励賞、2008年の第54回鎌倉市小・中・高学生音楽コンクール奨励賞受賞。2013年の第13回アールンピアノコンペティション東京大会で全部門総合第1位、全国大会出場。重度の自閉症の兄がおり、社会の発達障がいへの理解を深めることを自らのライフワークにしている。
第3回公演ゲスト
〔自閉症のピアニスト〕
★宮川星太郎
★前田吉雄